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60歳以上対象走行会「脳内活性 in サーキット」を開催しました

2021.11.15

11月10日(水)、鈴鹿サーキット国際南コースで60歳以上の方を対象としたサーキット走行会「脳内活性 in サーキット」が開催されました。

主催:NPO法人 鈴鹿モータースポーツ友の会

協力:鈴鹿市、鈴鹿サーキット、レジェンドレーシングドライバーズクラブ

昨今、高齢者の交通事故や免許返納がよく言われますが、こうした流れに対してわれわれモータースポーツ業界からはまったく違った視点で向き合い、絶え間なく集中力と判断力が求められるサーキット走行を通じ、文字通り脳内を活性化して日常の安全運転につなげていただこうという趣旨で行うのが本イベントで、今回で5回目を数えます。
これには「モータースポーツは究極の安全運転」という確たる哲学が背景にあるのです。

この趣旨にご賛同いただき、往年の名ドライバーで組織される「レーシングドライバーズクラブ」から、ル・マン24時間29回参戦の偉業を持つ「ミスター ル・マン」こと寺田陽次郎さんに特別ゲストとしてお越しいただきました。



当日は、畑川治理事長(中央)、福山英朗副理事長(その左)、そして地元のレーシングドライバー(畑川理事長の右から;脇田一輝、水谷竜也、寺西玲央、大賀裕介の各選手)がせいぞろい。60~82歳の参加者の皆さんをお迎えしました。

TVコメンテーターとしてもおなじみの福山副理事長のレクチャー。わかりやすく、楽しいトークに参加者はうなずきながら走行への期待感が高まります。

パドックでは鈴鹿市の公用車、燃料電池車ホンダFCXの展示も。

そして午前中は約1.2㎞のコース内を4つのパートに分け、「スラローム」「コーナリング」「クランク」そして「ブレーキング」(写真)のマンツーマンレッスンを実施。担当講師からアドバイスをおこなっていただきました。


パートレッスン終了後、コントロールタワーから参加者の皆さんの走りをご覧になった寺田さんから総評が。皆さん、確実に愛車との一体感を強められたようです。

お昼を挟んで午後はサーキットを開放。講師の先導による慣熟走行を経て、フリー走行でサーキット走行をご堪能いただきました。


全走行終了後に行われた修了式。今回のイベントに多大なご支援をいただいた鈴鹿市地域資源活用課の後藤様からご挨拶をいただきました。

続いて参加者全員に寺田さんのサイン入りピンナップがプレゼントされ、さらには寺田さんの往年の走りの写真パネルが当たる豪華なじゃんけん大会。

最後には鈴鹿市からのサプライズとして、鈴鹿市出身フォトグラファー熱田護さん撮影によるF1日本GP時のニコ・ロズベルグのパネルもプレゼント。


講師の皆さん、参加者の皆さん、お疲れさまでした。これからも安全でステキなカーライフを!



 


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