2012.3.6
3月3日(土)・4日(日)に鈴鹿サーキットで「鈴鹿サーキット50周年ファン感謝デー」が
開催され、往年の名選手とマシンによるデモランなど、多くのモータースポーツファンで
にぎわいました。
鈴鹿モータースポーツ市民の会では、会場内に特設ブースを出展、鈴鹿市内で
作られた2輪・4輪マシンを展示しました。
車両展示協力:
TEAM MITANI
O-TEC SUZUKA
ハラダカートクラブ
ウエストレーシングカーズ
TEAM A-ONE
KUBOTA Engineering
また、鈴鹿市出身や在住の選手、チーム、カメラマン、ジャーナリストなどを
紹介した小冊子「鈴鹿力(すずかりょく)」を作製、配布をいたしました。
現在は鈴鹿市役所や鈴鹿商工会議所などでの配布となっていますが、
市内各所のレース関連ショップなどでも置いていただく予定です。
さて、今回の感謝デーで鈴鹿モータースポーツ友の会が力を入れたのが、
「青少年育成プロジェクト~本物の世界を知る~」です。
これはプロのレーシングドライバーが運転するレーシングカーの助手席に
鈴鹿市内の中学生に乗ってもらい、プロの高い技術を五感で感じて、その
感動を自らの夢を実現させる力に替えてもらおうというもので、会の副理事長である
福山英朗さんが永年温めてきた企画です。
昨年の同イベントでの試験開催を目指していましたが、東日本大震災の
発生により中止となりました。今回が初のトライというわけです。
鈴鹿市教育委員会の呼びかけにより、午前と午後の二回の走行に
市内から17名の中学生(男子12、女子5名)が集まってくれました。
グランドスタンド最上のVIPスイートでの趣旨説明や福山さんの講演を
聴いたあとピットに移動していよいよ走行開始。
使用マシンは3台(車両提供:TEAM A-ONE、KUBOTA Engineering、
鈴鹿サーキット)。運転は福山さんに加えて、脇田一輝選手、窪田俊浩選手が
つとめました。
走行を終えた生徒たちは口々に「楽しかった」「すごかった」などと
興奮を抑えきれない様子。
とても大切な思い出と、夢に向かうチカラを持ち帰ってくれたようです。
さらに当日鈴鹿サーキットを訪れていた溝畑 宏 観光庁長官も
飛び入り参加してレーシングスピードを体験!
モータースポーツのすばらしさを肌で感じていただきました。
鈴鹿モータースポーツ友の会では、今回だけでなく今後も開催の
チャンスを探りながらより充実したプログラムとして継続していけるよう
がんばりたいと考えています。
また、鈴鹿モータースポーツ友の会では、子どもたちに楽しく
モータースポーツを学んでもらう「キッズモータースポーツ教室」や
会員限定の国際レーシングコース無料体験走行なども開催いたしました。
鈴鹿モータースポーツ友の会は、4月にNPO法人化を予定しており、
より充実した活動を目指しています。
一人でも多くのみなさんのご入会をお待ちしています。