2022.5.25
1960(昭和35)年に稼働を開始した本田技研工業㈱鈴鹿市製作所で生産された第1号機である「スーパーカブC100」の展示が鈴鹿市役所で始まりました。
「モータースポーツのまち」と称される鈴鹿市の原点は、1960年に「スーパーカブ」の生産拠点として「本田技研工業株式会社鈴鹿製作所」が開業したことに端を発します。
現在までに1億台以上が全世界で生産され、空前のベストセラーとなった「スーパーカブ」には、ホンダの高い技術と情熱、そして人々への気遣いが注がれており、モータースポーツとともに同社のイメージを形づくっています。さらに、その「スーパーカブ」の大ヒットは、1962年の鈴鹿サーキット誕生への追い風となりました。
今年、市制80周年を迎える鈴鹿市と、開場60周年を迎える鈴鹿サーキット、そして鈴鹿市の基幹産業である自動車産業の成長・発展の原点であり、ルーツとも言える「初代スーパーカブ」の展示をアニバーサリーイヤーの特別企画として開催されるものです。
なお、今回展示を行う「スーパーカブ」は、「本田技研工業株式会社鈴鹿製作所」で生産された第1号機で、創業者の「本田宗一郎氏」から、当時の市長「杉本龍造氏」(共に本市名誉市民)に寄贈され、現在は栃木県の「モビリティリゾートもてぎ」のホンダコレクションホールに所蔵されている歴史的にも貴重な1台です。
鈴鹿市、ホンダ、鈴鹿サーキットのかかわりなどを紹介するパネルや当時のホンダのプロモーションビデオなど貴重な資料もご覧いただけます。
■展示車両:本田技研工業 鈴鹿製作所生産第1号「スーパーカブC100](1960年)
■展示期間(予定):令和4年5月25日(水)~9月30日(金)
■展示場所:鈴鹿市役所本庁舎1階 市民ロビー「モータースポーツ振興コーナー」
※平日8:30~17:15、日曜9:00~12:00 土・祝閉庁
■主催:鈴鹿市
■協力 ホンダモビリティランド株式会社 鈴鹿サーキット
ホンダコレクションホール
NPO法人鈴鹿モータースポーツ友の会