2011.10.14
10月9日(日)に鈴鹿サーキットで決勝が行われたF1日本グランプリ。
今回、鈴鹿市では東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市の
親子をバスツアーでご招待しました(鈴鹿市は墨、石巻市は硯〈すずり〉の
産地で以前から接点があったそうです)。
石巻市の皆さんは、夜行バスでのツアーに疲れも見せず遊園地を楽しんだあと
F1の決勝レースを2コーナーで観戦、ナマのF1の迫力に驚き、感動されていました。
翌10日(月・祝)には、鈴鹿モータースポーツ友の会の呼びかけで集まった
地元のチーム・選手らのご協力でマシン搭乗やエンジン始動など
モータースポーツをご体験いただくイベントが鈴鹿サーキットで行われました。
初めて目の当たりにするマシンや選手とふれあって、子どもたちの輝いた表情や
笑顔が印象的でした。
最後に末松則子鈴鹿市長を中心とした懇談会が行われ、全員元気で石巻市への
帰途につかれました。
なお、この席上で自らも仙台で被災した小島庸平選手(モトクロス国際A級ライダー・鈴鹿市出身)
から、23日(日)に宮城県のスポーツランド菅生で開催される全日本モトクロス選手権に
皆さんを招待していただけるという嬉しいサプライズ発表がありました。
今回の震災がもたらした被害は想像を絶するもので、復旧・復興へはまだまだ
長い道のりが待っています。
短い間の滞在でしたが、鈴鹿市・鈴鹿サーキットでの体験が素晴らしい思い出として
皆さんの心に刻み込まれ、少しでも元気と笑顔の原動力になればいいなと思います。
そしてまた、笑顔でお会いできる日を心待ちにしたいと思います。
最後に、今回ご協力いただいた鈴鹿市内のレース関係者の方々をご紹介させていただきます。
どうもありがとうございました!!
レプリスポーツ様 (ExedyカラーのF4フォーミュラカー)
JIM GAINER様 (SUPER GT参戦中のフェラーリ458イタリア)
モトクロスライダー 小島庸平選手 (モトクロスマシン)
レーシングドライバー 柴田隆之介選手 (運営サポート)